2018年01月22日

ZZR1100-C型

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ZZR1100-C型 リフレッシュ計画 エンジン編
こちらは、以前 私が組んだエンジン 組んでから数万キロつかっています。

オーバーサイズ鍛造ピストンに削り出しのハイカム ビートのST-2 ポート加工 シートカット
ロッカーアーム、バルブ ヘッド下面研磨 とエンジンヘッド加工は、最近ポルシェのチューニングでも活躍しているモーターラボにて加工したもので、けっこう凄い内容のチューニングエンジン

今回はこれが、中古で出てきたので、こちらをO/Hして新たに仕上げることに!!

中古エンジンを使う場合は、エンジンをO/Hしてからというのが、弊社のルール
O/Hなしで使うという場合は、弊社でのエンジン載せ換えはお断りしております。
中古エンジンをそのまま載せるということは、賭けにちかいものがありリスクが大きいからです。

以前もありましたが、下取りしたエンジンもオーバーサイズ入れてハイカムをいれてミッションも交換してありますと、オーナーさんが言ってきたものがありましたが、次にそのエンジンを使う方が決まり、中を開けてみると びっくり!! なにもしていない 変わっていない なんてものもあったくらいです。

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という事で、こちらのエンジンを分解していきます。
ちゃんと 削り出しのカムの存在が確認され(笑)

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ピストンも78mmサイズの鍛造ピストンが確認されました。
シリンダの状態もよく ピストンリングの交換でいけそうです。

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腰下の分解に入ります

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クランクメタル、コンロッドメタルは、せっかくなので交換
コンロッドボルトとナットは一度外したら使えないので、交換です。

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そして、エンジンを分解したら、やっておきたい部分の一つ

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ワンウエイクラッチです。
ここが滑り出すとやっかいなので・・・
カワサキのZXT系の水冷エンジンの場合、全部分解しないと取り出せないので、このような機会がありましたら交換をおすすめします。

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クランク 前回にダイナミックバランスをとっているので今回は清掃だけ

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シフトフォーク、フォークシャフト、ドラム ここも交換をしておきたいパーツですね(^_^;)

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今度は、新しいパーツを組んでいきます。

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ギヤポジションレバー
ここも時間がたっているエンジンなどは、裏側のスプリングを交換をしておくのもオススメです。
劣化でスプリングが折れることもあります。

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ミッションを装着し

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ケースを組んでいきます。
中のカップリングダンパー 3箇所ありますが、こちらも交換をおすすめします。

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腰下の作業が完了

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次は腰上です。
洗浄したパーツを組んで行きまして

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シリンダを装着

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ヘッドを乗せて

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エンジン完成 

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そして、エンジンスワップの準備に入ります

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エンジンを下ろしまして

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エンジンマウント ラバー&ボルト&シャフト もこのような状態になっていたので
新品に交換

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無事にエンジンが乗り

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FCR・マフラー を装着して

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試運転後の各部のチェック

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作業は無事に完了
いい感じに仕上がりました\(^^)/

おしまい
posted by 店長 at 12:51| 日記

2018年01月20日

今週のK-2

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ZX14R オーリンズエディション お客様からのご注文により
いい感じにカスタムされた車輌が入荷いたしました。

Fフォークもオーリンズに変更され
ホイールはJB4 マグタン 装着 バックステップも装着されています。
マフラーはフルチタンのワイバン の2本だし

これから、消耗品の交換があるので部品が入荷次第
全バラにして中身のチェックに入りたいと思います。

前後ブレーキディスク、パッド、マスター左右、エアーエレメント、オイル交換、LEDヘッドランプ装着などなどのカスタムも含め来週には、車検もとり作業を完了させたいと思います。

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次は、こちらのZZR1100-D

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ちょっとこの辺をプチカスタム

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ZRX1200-D(ダエグ)用のクラッチカバー
エンジンカバーは長年つかっていると、傷がはいったり、古くなって腐食が出たり
と色々とあると思いますので、そんなときはこのように純正流用パーツでのイメージチェンジもいいかもしれませんね。

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ノーマルカバーを外して

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このカバー 年式などの違いで、他の色もあります。

このカバーを流用した場合の注意点は、オイル交換時はZZR1100は正規の位置についている
オイルレベルゲージでの確認でお願いいたします。

オイルパンをはじめ他のパーツに相違があるので、オイル窓の高さも車種ごとに違います。
こちらのパーツにもオイルレベルゲージ(オイル窓)がついているので、要 注意なのです。

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いい感じに装着完了!!

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次は、パールホワイトにオールペンされたZZR1100-D
2年に1度のメンテナンス

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モチュール 5100 15-50 でオイル交換

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プラグも点検

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各ハーネスやワイヤー類も掃除をしながら状態を確認

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最近多いホーンボタンがとれしまっているスイッチ・・・

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本当はこうなっています。

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汚れてしまっているブレーキキャリパー

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こちらも綺麗に洗浄し
ピストンのロールバックの状態を確認
やっぱり、ブレンボは動きがいいですね〜 \(^^)/

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ホイールもきれいにして

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ひどい状態になってしまったRショック

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思い切って Rショックをオーリンズに仲間内から出てきたものをO/Hして取り付け!!
常連さんには、たま〜に このようないい事もあったりします。(笑)

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リンクユニットも分解し洗浄

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ベアリングやスリーブの確認
折角のオーリンズ装着 こちらもしっかりとメンテナンスをしてから装着したいですね。

グリスはモティーズを使います。

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オーリンズも無事に装着完了!!

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検査も無事に終了!!

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次は 2014  ZX14R オーリンズエディション ブラックバージョン
納車されてから、初めての車検
しっかりメンテをしていきます。

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ダンロップ アルファ14 

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エアーバルブも一緒に交換

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新品のタイヤはいいですね〜\(^^)/

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エアークリナーもかなり汚れていたので交換です。
材質上 洗浄はあまり宜しくないので、汚れたらサクット交換をおすすめします。
ここが汚れていたり、根詰まりしていたりすると 折角のハイパワーが無くなってしまいますので(^_^;)

こちらも、無事に検査完了!!

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次は、ヤマハ MT10 

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Peoのアクスルシャフトの前後SET

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そして、ギルトの削り出し Fスプロケットカバー
ベータチタニウムのTiボルトも用意

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こちらの アクスルピンチボルト

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ベータチタニウム製 Ti-6Al-4V マジョーラーブルーに陽極酸化処理されたものに変更
よく、「ボルト変えていいことるの?」と聞かれるので、たまには少しだけマニアックに書いてみたいと思います。

「引っ張り強度」ベータさんとお話をしているとそんな言葉をよく耳にします。
ボルトには強度区分というのがあります。
どういったものなのか?興味がありましたら下記のサイトをご覧下さい。

https://www.rakuten.ne.jp/gold/nejiya/chiebukuro/info_kyoudo.html

足回りに使うボルト類の強度をしっかりとバージョンUPすることで、締結ボルトの伸び縮からくる歪みを最小限にすることができますので、余計なざつな動きを抑制することができます。
5感を使って楽しめるオートバイだからこそ、こういったマニアックなパーツが生きてきます。
ボルト一つで楽しめるカスタムもいいものです。
結果、バイクの動きが変わっていくと思います。


余談ですが

メーカー純正のボルト 昔は日本の下町の技術が支えていましたが、今は・・・

新車のバイクのカクタムを依頼されると手がボロボロになるくらいネジ類の仕上がりが悪くなっています。
ネジを触るのが私たちの仕事 ネジの変化はすぐにわかります。

コストを抑えるためにメーカーもギリギリのところで、バイク乗りの方達のために戦っているのもよく分かる部分です。あの性能であの価格を実現しているのだから凄いです。

そんなメーカーから出てきたそのあとのは、私たちの仕事です。
整備するごとに、ボルトも、ひとつひとつ丁寧にバリを取り潤滑油やスレッジコンパウンドを塗布しながら仕上げていきます。

うちの工場長や作業員は、普通にその作業をやっていきます。
時間がかかり、お客様には申し訳ないと思っていますが、作業中 ただ部品を交換するのではなくそんな地味な作業もやっていたりします。

おっと、お話がかなりずれてしまいました・・・

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で、次はフロントスプロケットカバー

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ギルト製 のものに無事に組替完了!!
M様のマシン どんどん 進化していきますね〜
いつもありがとうございます。

おしまい
posted by 店長 at 13:55| 日記

2018年01月12日

今週のK-2

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今週は、こちらのZZR1100からスタート
セルは回るが、エンジンがかからないとの事でドッグ入りしました。

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バッテリーを調べてみると 12.5V ですが、セルを回すと 6.5Vまで落ち込み
何かに電気が食われているのか?と思ったのですが、メンテナンス用のバッテリーがあるので、そちらを使いテストすることに

セルを回す前は12Vあり、セルを回すと落ち込みは少ない・・・
しかもエンジンもかかりました。

ZZR系はエンジン始動時に セルをまわして 10.5V以下になると点火状態が極端に悪くなるので、始動できない場合が多いです。

社外のレーシングイグナイターとかは、そのへんもしっかりフォローされている物が多いので、バッテリーの電圧が少しくらい低くてもエンジンのかかりがいいのもうなずけます。

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ということで、バッテリーを新品に交換しエンジン始動トラブルは解消されました。

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次は、クラッチスイッチの適正化
ZZR1100のZZR1400のラジアルクラッチ マスターを装着されている方も多くいらっしゃると思います。
しかーし ZZR1100のクラッチスイッチは3極 1400は2極 ここは、年式にもよりますが、燃料ポンプの可動と関係があったり、サイドスタンドの安全装置の役割だけなかったりします。

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と、今回はコントロールスイッチもダエグ用になっていたので、クラッチを切らないとエンジンが始動しないようになっていたので、マル秘改で ノーマルと同じように使えるように改良

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うまく、ZZR1100用のクラッチスイッチを取り付けて、こちらの作業も完了

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次は、汚れてしまったキャブレターのメンテナンス作業に入ります
何故か?チョークワイヤーの戻りのスプリングがなくなっていました。

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フロートは、そろそろ交換時期かな?
今は、まだ使えるのですが、いずれフロート中にガソリンが・・・なんてトラブルも
キャブレターを外した時に、エンジン側のインテークバルブがかなりしめっていたので、若干オーバーフロー気味だったのかな?
フロートを止めているボルトが緩んでいたののも原因?

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キャブレターの吸気側

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だいぶ汚れていました。

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ジェット類を外し、写真は洗浄前

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こちらは、洗浄後

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スロットルバルブも綺麗にし

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スライドバルブのダイヤフラムも綺麗に

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キャブレターを洗浄したら、ここのO-RINGは新品にしておきたいところですね。

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キャブレターを仕上げて 負圧同調をとります

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同調をとっている間、変な吸い込み方をするので、インシュレター(キャブホルダ)を点検したり

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エンジンの圧縮状態を確認したりと、色々と点検

キャブホルダも圧縮も問題なしということで、点火系を確認
プラグキャップとハイテンションコードの接合部の一部が緩んでいましたのでそこを直し

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チョークワイヤーの戻りのスプリングも付けて 
状態を確認

ようやく アイドリングも落ち着きを取り戻しまして いい感じの吹け方になって ほっと一安心

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グリップも新品にして完了!!
お待たせいたしました(^^)

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そして、次はモンスター 900Rの整備へと突入していきます。

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こちらは ZZR1100-C 
スピードメーターが動かなくなってしまったという事でピットイン!!

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ワイヤーの確認とケーブルの確認をしましたが、両方に問題はな・・・
と疑うのはメーターギヤケースの状態

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やはり、といいますか やっぱりと言いますか
レシバーが変形していました。

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正常のものと比べてみると 変形具合がわかります。
ベアリングシールが押されていなくってよかったです。

でも、これくらいの変形くらいどメーターは動くので、やはりメーターギヤBOXを見てみることに

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問題のギヤBOX

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分解してみると

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ギヤの山が減っておりました。
これでは、ギヤのかみ合いも悪くなりメーターが動かないのもうなずけます

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レシーバーもBOXも交換して
きちんと モティーズのグリスを使って組立まして

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作業完了\(^^)/

作業は来週へと続きます・・・

おしまい
posted by 店長 at 12:31| 日記